AIを漫画制作の省力化に使いたい!
AIが絵も話も作っちゃうことには抵抗があるのですが、AI使って作画を楽にできたらいいなぁ・・・
ラフ画→ペン入れをしてくれたら助かる
ラフ画(下書き)を起こす作業で漫画のクリエイティブな部分の8割は完成していると思うのですが、そのあとの作画はとにかく時間がかかる・・・でもここで見栄えが決まるのでやらないわけにいかない。とくにペン入れ!
趣味的に描く漫画でこの部分の省力化ができれば最強ですよね。

なんかペン入れを自動でしてくれるAIサービスがあるらしいよ!

マジで!?試してみよう!
copainter(コペインター)試してみた!
無料で試せるイラスト制作サポートAI
かぱぴのラフ画を拝借して、copainter(コペインター)というサービスを試してみました!
「イラスト制作のためのサポートAI」だそうで、月に3回まで無料で試すことができます!

線画プランを試す!
いろんなプランが選択できますが、今一番試してみたいラフ→ペン入れに一番近い線画のプランを選びました。(ペン入れプランは下書きがかなりきれいにできていないと使えなさそうだったので今回は試してません)

線画のプランの操作画面です。左側にラフ画をアップロードして、「忠実度」「線の太さ」「入り抜き」のパラメーターを調整できそうです。AIが描いてくれた線画が右側に表示されるようです。
「プロンプト」の入力画面もありますが、なんと「画像からプロンプトを自動判定する」というボタンが!今回はこの機能を使ってみることにします。
ラフ画を線画に変換した結果!
楽をするためにAIを試すので、以下の条件で試用を行いました!
・プロンプトは極力いじらないで、「画像からプロンプトを自動判定する」ボタンを押すだけ。
・「忠実度」のパラメーターを変化させてどう変換されるか確認する。
元画像
かぱぴからこのラフスケッチ写真を提供してもらいました。ありがとう!
このラフからかぱぴが描いた漫画はこちら まんが<子連れスキー>色々しんどい

忠実度0.1で原画と比較
おおー!ぱっと見、プロが描いたみたいなキレイな絵になった!!
でも、絵柄もまったく変わって、アングルやポーズも別物になってるぞ!
(せりふがめちゃくちゃだけど、そこは無視して)


忠実度0.6で原画と比較
AIが暴走してるので忠実度を上げて原画に寄せてみました。すごい!これはいいぞ・・!
キャラの位置やポーズはほぼそのまま描いてくれています。
でも、かぱぴの画風は無視されてるぞ・・・!


忠実度0.8で原画と比較
さらに忠実度を上げてみます。
アングルや背景がさらに原画に忠実になりました!同時に、ラフ画っぽい感じに線も粗くなっています。
そしてやっぱり、無難かわいい系の絵柄になってしまいます。


試してみた今のところの感想
思ったよりすごかった!AIスゲー!
(ラフ画のまま読み込ませる前提だと)でも、決め絵には使えないかな~。まだ、色々微調整しないと使えない感じなので、それならば自分でペン入れした方が早いクオリティ。
でも、背景モブキャラとか、引きゴマにはすごく便利かもしれない。
とおもいました!
ライトプランは680円/月で50回まで使えるので、たくさんモブや引きの作画するときとかいいかも!
ちなみに、読み込ませる元絵がオリジナルであれば、商用利用可能で知的財産権はユーザーに帰属するそうです。
今後も進化していく分野なので、これからも期待は大ですね。
かぱぴの漫画を見たい方はこちら!
是非読んでみてね!↓

蛇足
m@heのラフ画でも試してみたんですが・・・・(忠実度0.6)


なんか巨乳ギャルに変換されました
励ましてくれてるのかな・・・( ^ω^)
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