膝関節を骨折したことを書きます。
この記事を書いている現在は骨折してから1カ月以上経っているのですが、やっっと記事にする余裕が出てきました。
個人の体験としての膝骨折の情報がネットであまりなく、痛みが大きくて不安な時、ていねいに記録をしてくれている方のブログがすごく力になりました。
私もせっかくブログをやっているので、骨折して不安な人や自分のために少しずつ記録していこうと思います。
私は膝の脛骨の上部(関節部)を粉砕骨折しています。
骨折した日のこと

スキーをしているときに転んで骨折しました。
よく行くスキー場で転倒した
今まで10回は行っているスキー場の中級ゲレンデを滑っているときに転びました。雪の状態は良くて、荒れてはいなかったと思います。
スピード出ていたので右にターンしながら右エッジたてて止まろうとしたが止まり切れず転倒してゴロンゴロン、と転がりました。転倒してすぐに左の膝関節から「グキ」と嫌な感触がありました。
スキーの腕前は中級くらい。でももう20年くらい毎年のようにスキーしているし、転んで大けがになるのは初めてでした。
転倒してから
転倒してすぐ、すごく膝が痛かったのですぐスキー板を外して楽な姿勢をとりました。足が取れたかと思ったけどちゃんとついてた。足指も動く。でも激痛なので、もう自力でゲレンデを降りられないと直感しました。
ほかの誰かを巻き込まなかったことにまず感謝しました。
ラッキーなことに、近くにベテランスキーヤーの方々がいらっしゃり、レスキューへ連絡をしてくれました。レスキューが来るまで囲んで待ってくれました。本当にありがたかったです。
レスキューに運んでもらってゲレンデを降りた

20分くらいゲレンデに座って待っていると、レスキューのソリ(小屋と呼ばれてました)が来て、載せられてスキー場の救護室まで運んでもらいました。レスキューさんありがとう。ソリの中は揺れて怖かったけど結構快適でした。
救護室では足が一応動くこと、私がそこまで痛がってない(冷や汗・顔が変色とか)ことから、捻挫じゃないかという話でした(でも激痛はある)。当たり前ですが、スキー場の救護室にはお医者さんはいません。アイシングして包帯で軽く巻いてもらいました。
急いで帰路へ。
その日は日曜日で、スキー場近くの病院は整形外科医がおらず、すぐに車で帰って家の近くで病院を探すことになりました。アイシング用の氷をたっぷりもらいました。転倒して1時間くらいで腫れてる感覚がありました。(このアイシングのおかげで、その後の経過が良くなったと思っています。アイシング大事!!)

車の座席に横になって、アイシングしながら家族に運転してもらって急いで帰りました。そんなに渋滞してなかったので、2時間ほどで家の近くまで戻ってこれました。
普通スキーは週末に行くと思うのですが、週末の病院は基本休診です。
車の中からとりあえず休日診療している外科のクリニックに電話して、そこを目指しました。
この時、骨折しているとは全く思っていませんでした。
なんで骨折してしまったか
この後骨折が発覚するのですが、なんで骨折までしてしまったか?色々考えました。
スキーしていて一番好きなのは、スピードを出すことです。スリルがたまらなくてやめられません。
最近装備を良くしたので、さらにスピードが出しやすくなり調子に乗っていました。
加えて、最近運動不足だったことも影響ありそうです。
つまり、運動不足のままスピード出しすぎて止まり切れず転ぶ→スキー板がはずれなくて変に足がねじれる→衝撃→粉砕骨折
ということですね。あとアラフォーなので骨の加齢もあるかも。
骨折から得たもの
楽しくスキーをしていたのに、けがをしてしまって家族には本当に申し訳なかったし、痛かったし怖かった。
でも、足の骨折で済んでよかったとも思います。
スキー場で大けがをされる人のニュースを見ると、他人事ながら今まで以上に胸が痛む。
ヘルメット・装備を整える!
体力に見合わない挑戦をしない!
(コース外滑走は論外!)
私も肝に銘じていきたいと思います。
あと、家族のありがたさは、本当に感じます。
また書けるときに続きを更新します。
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